Windows10上でGPUは最大8枚までしか認識しない(ドライバの影響)9枚以上でマイニングしてみた人柱レビュー

WIndows10ではグラフィックボードが8枚しか認識しない
Windows上でマイニングしている人も多いはず!というわけで、人柱の記事を書いてみました!すしぱくです。

さて、マイニングは、1台作るのにかかった「PCハード代 + 日々の電気代」をペイできるように、1台にできるだけ多くのGPU(グラフィックボード)を搭載するのが理想です。

以前紹介したGPUを最大13機搭載できる変態マザーボード「H110 PRO BTC+」を知ってしまうと、上限まで搭載したくなるのは当然です。しかし、Windows10には、ドライバの関係で8枚の壁があり、9枚以上を読み込んでくれません。(ちなみにWindows7は最大4台です)

というわけで、低電力GPUで構成している僕のマイニングマシンを使って8台以上搭載するとどうなるのかRADEONとGeforceを使って検証してみました。

2017.10.26 追記しました]AMDの最新ドライバで12枚までサポートされました。
Radeon 最新ドライバ(17.10.2)から Windows10上でGPU12枚をサポート|すしぱくの楽しければいいのです。

H110 PRO BTC+ は8台まですんなり読み込みます。

冒頭で紹介した13枚まで搭載できるマザーボードですが、


レビューやコメントを読むと「5台以降読み込まない・・・」などという接続エラーの報告があります。ポート側(BIOS)がどのような順序で認識しているのかわかりませんが、デバイスマネージャーに不明なデバイスとして認識されてる場合、手動でドライバを更新すれば問題なく読み込みます。起動後に何度か画面がチカチカしますが問題ないです。

僕も最初は故障かと思ったのですが、どちらかというと仕様みたいです。

現在、僕のマシンはこのH110 PRO BTC+ を2台使ってマイニングしています。

1台目は、低電力GPUのRADEON RX560の8台構成です。



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GPU温度は60°リミットにして、8台を2週間近く回してますが1度も落ちません。ETHが元気ないので、800Dayくらい期待していたのですが、これで常時340w前後なので文句は言えないですね。

さて次は、Geforceの低電力GPU「GTX1050Ti」です。
 

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1台だけ、GTX1060 3GB が特価だったので取り付けてます。(笑)

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こちらもGPU温度は60°前後に設定し、安定重視でマイニングしています。GTX1060が1050Tiよりも大きいので、8台構成で400W前後となります。Dayは800を超えるので、電気代も考えるとなかなかのコスパ機かと思います。


9台にしてみた結果

上記で紹介したWindows10の環境で稼働している8台構成のRADEON機とGeforce機に+1台追加してみました。

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Geforce機に、RADEON RX560 を追加したところ、デバイスマネージャー上では9台と表示されています。Windows上では認識はされているみたいです。

このままNiceHash Miner を起動したら、

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おおふ、RX560しか読み込まない・・・

再起動かけるもマイニングスタートできませんでした。スクショ撮るの忘れていましたが、RADEON機にも9枚構成でトライしてみたところ、ドライバエラーが頻出して再インストールするハメになりました。あわよくば、Geforce+RADEONの8+5の組み合わせで13台動かせればと思ったんですが、無理でした。後述するAfterburnerを考えると8台構成で我慢するのがベストなのか、なぜだろうか… (同機種9台構成は、Windows上では無理でした)

ちなみに海外ソースですが、WindowsのGTX1070を9台搭載したところドライバエラーで落ちてしまったようです。
Trying Out the AsRock H110 Pro BTC+ With 13x GTX 1070 - Crypto Mining Blog

完全にドライバ側の問題ですね。H110 PRO BTC+は最大13台まで取り付けられるので、今後のドライバのアップデートで8台以上認識される日が来ることを願って待機しておきましょう。

2017.10.26 追記しました]AMDの最新ドライバで12枚までサポートされました。
Radeon 最新ドライバ(17.10.2)から Windows10上でGPU12枚をサポート|すしぱくの楽しければいいのです。



13台認識するETH OS はやってみようとは思うものの、NiceHash Minerのプール自動変更が使えないのと、そのうちPOS移行を考えると対応面倒でやらないかもしれません。

ちなみに、僕が紹介しているGPUに取り付けるライザーカードは1台1機仕様ですが、最近は新しく複数台取り付けられるものも出てきています。




こういった商品が増えてきています。使ったことがないので信頼性はわかりませんが、PCI-Eスロットが少ないマザーでも楽に増設できるので重宝しそうですね。これらのライザーを使ったとしてもWIndows10の認識枚数は8枚なので注意が必要です。

おまけで、Afterburnerの認識台数も8台まで


グラフィックボードのOCソフト「Afterburner」ですが、こちらもWindows10の認識台数と同じく8台までです。(ドライバの関係なのか、ソフト自体の仕様なのかはわかりません)

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画像は、GeForceに9台搭載した時の様子です。8台以上矢印が表示されなく選択できません。おおふ・・・

ちなみにRADEONでAfterburnerを動かす場合、Crimson 17.7.2は動かないので、一つ前のVerもしくはWattManを使う必要があります。ご注意ください。
参考:https://community.amd.com/thread/218516

というわけで、Windows10ではGPU8台までの構成で割り切って組むのが理想かもしれません。もしWindows10環境で9台以降安定してマイニングできてる方がいたらご一報ください。

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