SIMフリーの新しいiPadで格安の日本通信b-mobile SIMを利用してみた。
シンガポールは日本国と違いSIMロック自体が違法という国らしく、iPadなど全ての端末がSIMフリーで販売されているという夢の国だそうです。
そんなシンガポールで兼業主夫をやっている野間さんに『SIMフリーの端末(Lighttab)にb-mobile SIMを付けると通信費用は月額1600円程度でパケット気にせず WiMAXよりも安いのです』
っというお話しをしましたら、『 友人に送ったiPad(シンガポール製)で、そのSIMが使えるのかテストしてみましょう! 』っという展開になりb-mobile SIMを使いデータ通信できるのかレビューしてみました。
SIMフリーならこんなことができます。
日本国内はSIMロックが基本なので、新しいiPadを国内で買おうとした場合、特定(S社)の会社を利用しなくてはならなく、通信費(高い)を気にしながら利用するとか、あまりよろしくない感じです。
かといって、Wi-fiモデルを買った場合、WiMAX や e-mobile の利用となる(Pocket Wi-fi)分、月額費用は高いし(縛りもあるし)、Pocket Wi-fi自体の充電しなくちゃならんし、首都圏ならまだしも地方は回線切れが多かったりします。('A')
b-mobile SIM for Light tab 商品紹介
シンガポールのiPadはSIMフリーの物なので、日本通信より販売中のデータ専用SIMが利用できるのでは?っと期待です。!(上下300kbps)
docomo回線を利用しているので国内全域カバー、費用的には安いところ(楽天)で1.3万~1.5万近辺で販売されており、約8か月(1ヶ月約1600円)利用できます。こう考えるとdocomoのパケホーダイ高すぎだよね。
イオンSIM(月額980円)、音声通話可能なプランもあります | b-mobile SIM
もっと費用を抑えたい方は、イオンから上下100kbpsの980円プランも出ています。これはさすがに遅すぎる気もしますが・・・('A')
さて、そんなb-mobile SIM(300kbps)を利用して、シンガポールのSIMフリーiPadで利用可能かやってみます。
iPadにb-mobile SIMを設定してみる。
こちらが、シンガポール製 iPadさん。隣が日本通信のb-mobile SIM
充電用のUSBタップが日本仕様ではありませんでした。w
microSIM Cutter商品紹介
こちらは通常のSIMをマイクロシムにするカッター。これが無いと iPadに挿入することができないのです。('A')
さっそく、iPadを起動してみます。当然SIMを挿入していなので、 "SIMなし"という表示がされておりますね。
ちなみに海外のiPad製品は技適マークがついていない為、利用することは違法という問題がありましたけれど、
iOS 4.2にアップデートするとiPadにも技適マークが表示! - Macテクノロジー研究所
この辺りは解消されているので、とりあえず海外製品も国内で利用はできそうです。
では、SIMの方をセットしてみます。(ここは自己責任で)
挿入した後の裏側。ホチキスと同じ要領で思いっきりプレス!
うまく抜けました。('A') これを iPadのSIM部分に挿入
うん、ピッタリはまりますね。('A')
さっそく、認識されたか確認してみましょう!
設定項目を確認してみると、キャリア部分にNTTDOCOMOとしっかり表示されておりますが、これだけではデータ通信できないので、
設定一覧
b-mobileのAPN設定を行います。
これで、b-mobileの開通手続きが完了したらネットに接続できます。
Wi-fiの接続を切って、SIMのみの接続をやってみました。
ちょっと、表示がもっさりするのは仕方ないのだけれど、twitterのTL追ったり、メールの確認、MAPSの利用など、ほとんど問題なく利用できる点はいいです。(速度が気になる人は上のサービスもあるしね)
その他、ポケットWi-fiを利用している人は電池残量の心配があるのだけど、これはSIMなので気にしなくて良い点は大きいかなと。('A')
っというわけで、シンガポールのiPadをどこで手に入れるかの問題はありますが、(現在、円高なので53,000円くらい)なかなか、面白い実験だったので参考になりました。('A')ノおしまい。