ブログを書いて収益をあげるのは難しい。本当に難しい。

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このブログを3年くらい書き続けていますけど、僕は記事を書くのが苦手です。文章作成能力うんぬんはもちろんですが、読み手の為に記事を書けているのか毎回不安です。そんな僕でも500記事くらい書いておりますと、稀にホッテントリ入りやニュースサイトに取り上げていただける時があります。どうして、このような記事が人気になったのか、読者は何を求めてアクセスしているのか、どのような経由で拡散されたのか、その度に分析しております。

ブログというメディアは変化が激しいです。ソーシャルの活用にオフラインの購読、寄稿に引用、そして収益の多様化、記事を書くだけでいいと思っていたらこんなことも考えなくちゃならないのか、っと思ってしまったので改めて考えてみることにしました。ブログをはじめる方は是非参考にしてください。

ブログが人気になっていく仕組み


僕は、このブログ「楽しければいいのです」とは別に、「ぱくたそ無料写真素材」、「暇つぶしのアンテナサイト」などのサービスを作っています。どれもアドセンス広告からの収益があり、最も稼いでいるのはこのブログです。

ファンが増えると新しいエントリへのアクセスが増えます。読者や検索エンジンに付加価値の高いブログであると認識されればされるほど検索の流入も増えます。

それを下記の図のように描いてみました。説明は後述しますので、まずは見てください。

ブログ収益の仕組み

記事を書く→ファンが増える→ブックマークされる、徐々にPVが増加していく。この図式が出来きれば、自身のツイッターやFacebookページのフォロワー数値に直結します。そうなる事で影響力も増し、更に読者を獲得する事ができます。ここまでは普通かな。

オフライン購読の収益

ある程度PV数が増えると収益化を考えます。それは必然で、サーバーの増強、記事クオリティの向上など、モチベーションだけではどうしようもない理由があるからです。

では、オフライン購読のお話しをしましょう。オフライン購読とは事前にチェックした記事をオフライン上で閲覧することができるサービスです。(事前に記事を取得しておいて、あとで読むという方法)事前にデータを取得することでネット環境がなくても快適に記事を閲覧することができるので、読み手としては最高です。帰りの電車や、3G回線時に重宝します。

このオフライン購読サービス(Pocket やスマートニュース)の利用者は拡大し続けており。先日書いた、一眼レフ初心者に伝えたい!RAWデータとJPEG画像の間違った使い分けをしていませんか?その理由では、どのソーシャルよりも多い数値を出しております。

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記事の性質にもよりますが、このようにオフライン購読サービス(ここではPocket)を利用する方が多いのです。んで、そのオフライン購読は"あとで読む"という表現がされるように、サービス上にブログの記事が表示されます。サービス上に表示される事でアナリティクスで解析することはできません。CVRに影響しますし、広告表示は全て削除されてしまいます。どういう事かというと

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こちらが、僕のブログの記事、アドセンス広告が貼られています。

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こちらが Pocket の記事、アドセンスは削除されています。ほぼテキストサイトですね。ちなみにアマゾンのアソシエイトもカットされます。

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このように、オフライン購読数が増加することで、アドセンス収益は少なからず下がると考えた方がいいでしょう。そのうち、このようなオフライン購読サービスに有料プランが追加され、ブログ管理者はお金を払えば広告が表示できるシステムになったら笑えます。

ちなみに、RSSの全文配信では、自身の配信の仕方を工夫すればエントリごとに広告を入れたり、アソシエイトIDを含ませることも不可能ではありませんが、無断転載が行われるリスクは大いにあります。

とはいえ、快適に読んでくれる人が1人でも多く増えて欲しいと考えているので、僕はどちらも利用しているのだけどね。('A') ※ Pocketから原文(元記事)へのリンクは貼っております。

では、ブログを利用しての収益はどうなっていくのか、


ブログ以外の収益、物販の販売、書籍の執筆、ライター活動、メルマガ、セミナーや実績あっての登壇が考えられます。次にPVが取れるPVを考えて記事を有料化させる(続きは有料)あとは、タイアップ記事の配信が考えられます。

他には僕も行っている別サービスの相乗効果による収益、またはYoutuber などの他媒体を利用する方法ですね。

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このように、収益をあげるのも多様化しています。収益まで考えているのなら、自分が何をして将来どのような方向性に進んでいきたいのか、まで考える時代なのかもしれません。そのうち収益化しようかなっと考えている人、またブログだけで生きていくと考えている人は今後の事を考えていかなければいけなそうですね。とはいえ、ただ楽しいからブログを始めるのも大事です。('A')ノおしまい