PAKUTASO NFT 構想編 - OpenSeaを使った所有者の付加価値と新しい支援

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約4年以上前にはじめた仮想通貨マイニングは無事赤字を回収し、数年間稼働しまくり一部液漏れを起こすなどのトラブルに見舞われたGPU達は買値とほぼ同じ価格で旅立つという快挙にバブルを感じています。

さて、僕が運営しているフリー素材サイト「ぱくたそ」の話ですが、公式で書く前に備忘録とテストを兼ねてこっちで記事を書いてみました。構想的な話もありますしおすし。ぜひ興味がない人も最後まで読んで下さい。

ぱくたそでNFTやろうかと思う話

「ETH!ETH!」

と声を荒らげながらNFTの盛り上がりと驚異的なスピードでバーンされる様子を目の当たりにしていると、もう世間はこの話で持ちきりなのではと思うわけですが、御存知の通り世間界隈のほんの一部の盛り上がりだけで、ビットコイン関連のことを追いかけている人でも「よくわかんね」という状態であろうが実態です。

現に某アーティストとNFT関連について動いてた時、痛いほど乖離を感じたのでたぶん肌感覚でそんな感じでしょう。メタマスクって何だよという話です。

というわけで、NFTとは、
NFTの意味を3つのポイントで解説!: 日本経済新聞

日経新聞さんから引用すると

正式名称はNon-Fungible Token(非代替性トークン)で、読み方はエヌエフティー。改ざんが難しいブロックチェーン技術を使って、芸術作品の作者や所有者の情報を保証するデジタル資産のことです。コピーが容易なデジタル作品を唯一無二の本物と証明できるようになり、転売などの取引履歴もたどることができます。


ということです。

レアカードをパクられて涙した小学生の頃にNFTがあったら所有権はデジタル上に残っていて改ざんできないので、そもそも盗めないし権利を主張することもできないわけです。なので、世界に数枚しかないカードをこの5人が所有しているという証明ができたりするので、今後はリアルとNFTの融合もあったりするのかとワクワクします。

そんな中、ツイッターのジャック・ドーシーが自身が初めてツイートした内容をNFT化するなど、新しいチャレンジを試みて話題にもなりました。アレに何の価値があるのかわかりませんが、投機的な要素を加味すると今後転売され更に価値の高いものになるのか、最後にババを引かされるのは誰なのかというゲーム的なものを感じます。

TwitterのドーシーCEOの初ツイートNFT、3億円超で落札 全額寄付 - ITmedia NEWS

そんなバブルまっしぐらのNFTですが、前から思っていたNFTの強さである「ブロックチェーンを利用しデジタル作品を唯一無二の本物と証明できる」という点を考えた時、ぱくたその写真は利用規約の範囲で数千、数万の媒体に利用され続けている現状で、自分が撮影したかのように表現する者(不正利用)、再配布する某ストックフォトサービス(不正利用)などが起きており、正規利用も含め氾濫しすぎてオリジナルであると主張することが難しく、それを解決できる糸口ではと思うわけです。

きちんと本物であると証明できる方法としてNFTは面白い試みですし、今後ブロックチェーン上でどこに利用されたのか追えたりする未来もありそうで期待しますが、NFTだからコピーはできないと言っても、悪意のある他者が同じデジタル作品を不正にNFTでアップすること(異なるプラットフォームで)も容易にできるわけで、そこの担保は今後の課題なのかなとも思うわけです。ぱくたその写真が他社のストックフォトサービスで売られたのと同じやつですね。

それはまた別の話として、今回はぱくたその写真をNFT化し、ぱくたその写真がオリジナルのものであると証明した上でその所有権を販売、所有者はぱくたそのその写真ページ上に所有者として掲載するという付加価値付きなものを考えています。

OpenSeaでNFT売ってます。

https://opensea.io/collection/pakutaso

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OpenSeaで売っています。

販売している写真は、他の撮影者にも配慮し僕が撮影したものです。はじめてのNFTということで、ビットコインの写真とダウンロード数が多いボケ味の写真を公開しています。詳しくはサイト上から確認してください。

ご購入者の方は、これら写真の所有者としてぱくたそ公式サイトにある各写真ページにて紹介します。尚、所有者はあくまでも所有権を有するだけですので、著作権、著作人格権、は撮影者およびぱくたそに帰属します。利用する場合はぱくたその利用規約の範囲内でご利用ください。今後は商用利用可能なども含めたNFTとかも出来たら面白のかなぁ・・

なぜNFTをはじめたのか

ぱくたそでは寄付やスポンサー広告というのを設けていますが、もう少し付加価値のあるものを販売できないかと考えていたことと、NFTブームだからというのもありますが、実は写真を買取したいというお問い合せが年に数回程あったりします。

その理由は、写真を買取して独占的に使いたいやファンなので写真を自分だけのものにしたいというご要望です。既に素材として配布しているものなので、買取に応じることはほぼほぼありませんが、所有者として権利を販売するならPRにも繋がりますしと考えたのが今回の経緯でもあります。(Reveal unlockable content)

人気のある写真素材はそのページだけでも年間数万~数十万PVがありますからね。自身の宣伝PRとしての場として所有権を持っている間は半永久的に使えますし、例えばフォトモンタージュのカズキヒロさんの写真、茜さやさんのポートレート、大川竜弥さんのデビューした写真素材をNFT化してファンに販売するということもできるかと思います。

もちろんOpenSea内で転売も可能なので、そういう意味でもNFTって面白いです。

というわけで、今はgas代が高すぎて3枚くらいしかありませんがぜひご検討ください。(NFT化してほしい写真素材があれば連絡くださいー。)↓

https://opensea.io/collection/pakutaso