ブラウザ上で人と繋がれると話題になったCheerzが約半年で終了。業界の厳しさなど色々考えてみた|楽しければいいのです。

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ブラウザ上で人と繋がれると話題になったCheerzが約半年で終了。業界の厳しさなど色々考えてみた

CHeeRZが終了

『Cheerzは2012年2月17日にサービスを終了することになりました。』っというDMが突然届きまして『えぇっ!この間公開したばかりだよね・・・』っと驚くと共に業界の厳しさを感じた susi-paku ('A') です。ブラウザ上で人と会える事ができるという面白いアイデアとその技術力で様々なサイトやメディアに取り上げられるなど話題になったサービスだけに色々と考えさせられました。

今回終了したCHeeRZってどんなサービスだったの?

昨年の7月に一般公開、ブラウザ上で人と繋がる事ができるソーシャル・レイヤー・サービスとして運営がスタートしました。うちのブログでも公開後すぐにレビューをさせて頂きまして 【同じWEBサイトを見ているユーザーと交流できる Cheerzの日本語版が公開されたので使ってみた|susi-paku web】なかなか面白い試みだと応援していたわけです。

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こんな感じで自分の分身がアイコンとなってブラウザ上に表示される感じですね。当時この記事を書いた時はまさか7か月でサービスが終了するとは思っておらず、『どんどん大きく成長していくのだろうな』と期待していたところでまさかのサービス終了でした。

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Cheerz(チアーズ) │ サービス終了のお知らせ

 

この度、Cheerzは2012年2月17日にサービスを終了することになりました。サービス終了に伴いまして、お預かりしている個人情報について、全てサーバーより削除致します。長い間、ご利用ありがとうございました。※Twitterで登録された皆さまにお送りしています。

 

こちらが終了5日前に届いたDM。5日後に急きょ終了とかどんな状況であったのか非常に気になりまして、今回の終了に伴う内容についていくつか質問を含み運営の方へメールさせてもらいました所、丁寧にお返事を頂きましたのでご紹介させて頂きます。

 


すしぱく:

突然のサービス終了、非常に衝撃を感じております。ここまで話題になったサービスがなぜ?自分のようなWEB屋としては、今回CHeeRZさんが終了にいたった経緯などを知りたく(お応えられる範囲で結構です)今後の第二・第三のCHeeRZクリエイターに向けて質問させてください。('A')


 

っという質問をさせて頂きまして、終了作業で忙しい所返事を頂きました。

 


Cheerzの中の人(KLab)の方:

この度は突然のサービス終了のお知らせ、ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。また、オープン当初に記事として取り上げていただき誠にありがとうございました。https://www.susi-paku.com/pakuweb-cheerz.html


さて、Cheerzプロジェクトは弊社の新規事業として取り組み始めたものでしたが、結果的にクローズの判断となりました。終了の主な理由としては研究・調査を一定期間行った結果、早期での収益化の見込みが立たなかったことにあります。申し訳ありませんがこれらの背景やデータの詳細は、お伝えすることができません。


KLabではこれからも新サービスを公開していきますので、ぜひ今後とも応援していただけますと幸いです。ご希望に添えず申し訳ありませんが今後とも何卒よろしくお願いいたします。


 

以上、頂いたメールをそのまま転載させて頂きました。中の人本当にありがとうございます。収益化については後述しようと思いますが、上場企業でもある運営のKLabさんですから赤字見込みの事業見直しは早期課題にあがるところで四苦八苦したのでしょうねー。('A')

 

新しい技術・目覚ましいアイデアで話題になってもサービスが継続できない今の世の中

最近、本当に多くのソーシャルサービスが増え続けていますよね。個の力で商品を販売するGumroad - だったり、クリエイターにチップを贈れるGrow!だったりと技術力はもとよりそのアイデアが話題を呼び業界のトレンドにもなっているのだと思っています。

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検索結果: (話題になった) WEBCRE8.jp

【webcre8さんでは毎月話題になったサービスを紹介しています。】

 

当然、企業体から登場するサービスは収益化を目的としており広告収入だったりパトロンの確立による物販だったりと互いにWinWinな関係を保つことがサービスの継続に不可欠だと感じてはいるものの、ユーザーは話題になったからと言って継続してサービスを利用することは少なく、ユーザー側もそろそろ目が肥えてきた という感じではないかなーっと思うわけですね。

 

2003年から運営していたネタ投稿サイトのPYA!

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pya!(みんなのネタサイト) 変更履歴

自宅サーバーにて運営していたが赤字拡大により今後の継続が困難になってきたのでレンタルサーバーに移行というお話。うちのPAKUTASOしかり、個人運営であれば何とか身を削ってでも運営継続できるけれどCheerzのように法人(企業)運営となると人件費という経費がついて回るなど話はまったく変わってくるのですよね。

 

Cheerzの終了について色々考えてみた

サービス開始されたのは7月13日から終了まで何が問題であったのか更新履歴から確認して思った事が数点あります。

 

1.公開時からバグ大杉、リリース時は結構大ゴケだったのかな・・・

これは個人的な意見が多く含んでいるので申し訳ないのですが、Cheerzがリリースされた当初数週間利用しながら他の人たちにも導入を促している時に思った事ですね。

 

・バグが多すぎ、重くて利用するのに大きな弊害

・ステルスモードみたいなのが無くて常にOFFにしちゃう

 

っという点があり、いつの間にか自分も使用しなくなっていましたね。('A')

某18禁サイトでCheerz利用者と遭遇した時は吹きましたが、開始当初から人もほとんどおらず過疎化という要因もありそう。こういったコンテンツってとにかくログインしてくれることが利用者の拡大につながるわけで、何だかブラウザ版セカンドライフの衰退を見ているようで切ない気持ち・・・導入敷居は低いはずなのにね。リリースする際の準備って大事なんだなと感じました。

 

 

2.更新頻度は多くユーザーイベントも定期的に開催したが・・・

Cheerzをインストール後は公式サイトをほとんど確認しなかったので知らなかったのですが、アバター配布などのイベントを定期的に開催していました。

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こういうのとか、

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うーん、可愛くないし欲しくてログインしたくなるような感じじゃないよね。言うのは簡単ですけど、初音ミクとコラボしたり某絵描きさんにお願いしたり、交渉大変だとは思うけれど他所からの流入は大事な部分なので検討されてはいなかったのかしら。('A') こまめに更新を頑張っていただけに本当に残念でした。

 

今のトレンドなサービスって利用したくなるようなコンテンツて、その主軸となるメイン+αだと思うのですよ。この+αな部分は運営側が提供するものでも利用者が考えていくものでも、それがリピーターとなるんじゃないかなっと、

 

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ランクス - こだわるみんなのソーシャルランキングサイト

っとは言うものの、ホームページのマーケティングやSEOで有名なWEBライダーさんが作ったという事で大きく話題になったRanksさんだって、この現状ですから難しい世界なのかなっとは思う。

 

3.時代が早すぎたのかな。

Gumroadが話題になっており、ぱくりサイトを販売したりまとめが登場してきたりと様々な手法なサービスが登場しておりますけど実は2007年に同じようなサービスをニフティーが提供しているのですよね。懐かしい

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@pay(アット・ペイ)サービス終了のお知らせ

 

クリエイターと直接売買することで話題になったサービスですが、結局盛り上がらずに終了してしまいました。GumroadとUIやデザイン的にも異なるので、今登場したからと言って流行る保証はないけれど、日本でも同じようなサービスで終了してしまった物があったというお話。

 

Cheerzも同じような運命だったのかな・・・っとは感じるところなんです。プラットフォームに依存せずに利用できるサービスって実はすごく流行っていて戦国IXAなどのブラウザゲームやChromeのエクステンションなどこの辺に着目してブラウザ上で繋がれるというサービスを展開したのはよかったと思います。もっと流行ればFbやG+、ないしmixiなどが買収してもおかしくはなかった気もするけどね。

 

まとめ

さて、何が言いたいのか書いていてよく分かってないのですが話題になったサービスだからといってそれが簡単に収益化できるとは限らない。あとユーザーの流入は想像以上にひどく目が肥えてきているという現実ですかね。

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Twitter

多くのサービスが出てきている中で、使い勝手、UI、デザインなど、ユーザー側が判断を下しやすくなったのもあるかも。優さんの言うように似たようなサービスが増えて分散して利用しているのもありますね。

 

話は変わるけれど先日、ぱくたそのアクセス数について問い合せがありましてトラフィック見ればわかるのだからゲタ履いても仕方ないしと素直に伝えたら想像していた以上にアクセスがなくて驚いていらっしゃいました。w

 

現状そんなもんです。(ぱくたそのリピーター率は異常な程高いので、それがモチベーションになっている部分ではありますが)これから、第二、第三のソーシャルサービスを作ろうと思っているクリエイターさんにとって少しでも貢献できる記事になったらいいなー('A')ノおしまい。

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横浜県在住の自称Web屋です。日々楽しい事を模索しながらポジティブに生きてます。('A')
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