WEB制作・デザイン用の写真素材を撮影する時気を付けている事や思っている事を書いてみた。その1

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先日公開させていただきました無料写真素材のモデルリリースについて、ホームページを作る人のネタ帳 管理人こと yamada_nt さんにご紹介して頂きまして沢山の方からメッセージを頂きました。('A')<本当にありがとうございます。モチベーションが1cmぐらい上がりました。

今年の4/18からPAKUTASO無料写真素材をスタートさせまして、約6か月で700枚ストック!カメラマン皆さんのおかげで、目標の1000枚まで残り300枚となっております。そこで、ザ・インタビューズでもちょこちょこ質問されてたりする写真関連の事を書いてみる事にしました。

これからカメラを始めようと思っている方、WEB屋で写真撮らなきゃならんのよ、、っという方まで気楽に読んでくださいな。

どうやったら良い写真が撮れるんですか?

これ、色々な人から聞かれます。('A') うまく撮れるとか、良い写真が撮れるとかですね。

その人が撮った写真を2000~3000枚見せてもらったら、何枚かは相当いい構図の良い写真と言われている写真があったりすると思うんです。

自分は『これ、いい構図だなー最高だわぁー』っと日々自己陶酔しながら画像を精査してるんですが、自分の写真でも他人の写真でも、それを見て感動できる写真(要するに良い写真と言われる物)ってほとんど感情からくるもんだと思うんですよ。

んでね。個人的な話なんですが、カメラで撮影する静止画ってプロでもアマでも、大学生でも小学生でもシャッターボタンを押すだけで写真が撮影できる。自分にとって最高に印象的なシーンを簡単に撮影できるわけでして、それがカメラの魅力であり素晴らしさだと思うんですわね。('A')

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きっと何者にもなれないオタクに限って、写真...カメラ極めようとするよね。」なんとなく同意するところなんですが、ここで質問です。自分を何者だと考えますか? - 平民金子インタビュー

金子さんがインタビューズで答えている記事のように、

写真を80年間撮り続けている人と今日初めてカメラを持った10歳の子供が同じ露出に設定したカメラを持って同じ立ち位置で同じ方向にレンズを向けたら全く同じ写真が撮れてしまう。これが写真です。

まぁ、間違ってはいないのでその通りではあるんですが、WEB制作している自分から言うとですね。

WEB制作などすべてのクリエイト系って、たとえば表示する方法を知ってさえいれば誰でも同じように表示させることができるわけですわね。('A')簡単な話#FFFで白地を表示させるというソースを打てばプロでも小学生でも白地を表示させることができるわけです。

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んで、個人的にはそんなWEB制作しかりクリエイト系のプロフェッショナルとアマの違いってそこまでのプロセス(プレゼン力だったり、スキル以外のノウハウだったり)が自身の売りであり替えがきかない役割だからこそ、#FFFという簡単な操作を行う事ひとつでもその人物が必要になってくるのだと思うんですね。

何が言いたいかというとですね、シャッターボタンという操作ですべてが完了するという写真撮影。WEB制作で例えたように#FFFを打てば誰でも白地を表示させられると同じように聞こえますけども決定的に違う部分があると思うんです。

それは時間の流れです。

#FFFというソースを今から10時間前に書いても 5分前に書いても表示される白地は変わりません。

しかし写真撮影ではそうはいきません。

まったく同じシチュエーションで撮影しても照明の変化や光の屈折による影響で 同じ構図の写真でもまったく別物が撮影されてしまうことは多々あります。その決定的な瞬間という時間を撮影することができる!それが写真撮影というシャッターボタンを押すだけの世界である醍醐味なんだと感じているんですね。('A')

良い写真とは・・・商業デザインとかのお話

WEB制作では、クライアントが指定しなければ王道の商業デザイン(そこそこスタイリッシュなやつ)というのを提案すればたいていのプレゼンは通りますわね。('A')音楽業界であれば、時代錯誤といわれそうな60年代ロックとかマニアックなグランジとかをリリースしても購入してくれるファンは一握りだけど、POPなメロの商業音楽と言われる曲であれば広く購入してくれる人が見込めるんですわね。

これは自分がよくプレゼンする時に話す事なんですが、良いデザイン・カッコイイデザインっていうのは本当に十人十色でございまして、

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「ホームページさー、とりあえずさーかっこよくつくってよ!」と言われたらどう対応しますか? - yamada_ntインタビュー

また、インタビューズの記事で申し訳ないんですが、yamadaさんが言っているようにカッコイイという定義の人受けも人それぞれなんだと思うんですよね。

んでね、前述しました商業音楽だったり商業デザインだったりと売れ線的な物、ここで言うと良い写真と言われる物はそういうものではないのかなっと思ったりします。

ノンジャンルでただ良い写真と言われても非常に難しいものだと思うんですが、写真というカテゴリにおいて考えるとどちらかというと美的なセンスな部分(ピカソを愛する人とかね)が大きくて自分の感性にマッチした写真である事が良い写真ではあると思います。

自分が撮った写真が非常にベストだと思って他の人に見せたら首を傾げられたり、ピンボケしてしまった1枚の写真が素晴らしく絶賛される写真だったり 結局はそんな世界であるんじゃないかなっと思うんです。決定的な瞬間という時間を撮影するなんてカッコイイこと書きましたけど、人物撮影では同じ表情を保ってもらっていてもまったく異なった写真ができあがっていたりするんですわね。

まぁ、そんな前置きを踏まえて良い写真と言われる物を撮影しやすくするコツがあるわけですね。

自分の結論から言いましては、カメラのセッティングとか撮影方法以前にですね他人の写真や作品(プロでもアマでも)を沢山見る事が一番の近道ではないかと思います。('A')

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デザイナーさんお役立ち情報-無料写真素材サイトPAKUTASO

うちのPAKUTASOには他の写真素材のサイトを掲載しているリンク集があります。

うちの写真素材ではライバルにあたる写真素材さんのリンクを貼っているわけでして、 『何で他のサイトのリンク貼ってんだ?馬鹿なの?』っと実際言われましたけど、『うまく撮れた写真が沢山ある』 からなんです。本当に見ていると心が折れそうなくらいうまく撮れた写真ばかりなんですわ。('A')

実はこれ、自分の写真撮影スキル向上の為に設置しているんです。センスが良くて非常に勉強になる構図やシチュエーションで撮影している写真が多く『だから有料の写真なのね・・・』っと思うような構図だったりと考えさせられるのですな。

んでね、今回の議題に戻りますとね。

どうやったらうまく写真撮れますか?』 ⇒ 『これがうまく撮れた写真なんですね』 

これが理解できるように変わったらめっけもんなんじゃないかなっと思うんです。結局それに気づかずカメラのセッティングがあーだの、白とびがあーだの、レンズがどーなのっと言う人が多い気がしてストレスたまらんのかな?っと思うんですね。

っというわけで前置き長くなりすぎて、写真素材としての撮影方法とかは次回の記事に書こうと思います。

PAKUTASOでは素材用としての写真をメインとしているので、コンテストや展覧用のような華やかさは無いかもしれないですが、根本的な部分は変わらないと思います。それでは、次回をお楽しみに('A')ノおしまい